北韓では、新型コロナウイルスに対応し、学校の授業が家庭訪問授業や遠隔授業の形で行われていることがわかりました。
北韓の国営メディアが27日に明らかにしたところによりますと、北韓の小学校では、教師が児童の家庭を訪問して授業を行う「案内授業」が行われているということです。
テレビやパソコンを用いた遠隔授業も行われているもようで、朝鮮中央通信は「教育研究院では、緊急防疫事業の長期化に対応し、児童・生徒が‘案内授業’と自習によって学習能力・探求能力・応用能力を育めるようにすることに重点を置いて研究を行っている」と伝えました。
教育研究院では、平壌(ピョンヤン)市内の小学校と、中学校と高校に当たる初級中学校、高級中学校と協力し、家庭でテレビやパソコンを使って授業を受ける際に使う教育資料や教材を制作しているということです。