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サイエンス

初の国産燃料電池ゴミ収集車 昌原市が実証運行へ

Write: 2020-12-28 13:37:46

初の国産燃料電池ゴミ収集車 昌原市が実証運行へ

Photo : YONHAP News

韓国独自の技術で開発された、世界初の水素を使った燃料電池ゴミ収集車が、来年から慶尚南道(キョンサンナムド)昌原(チャンウォン)市で実証運行に入ることになりました。
昌原市によりますと、28日、記念式典が行われ、積載量5トンの燃料電池走行のゴミ収集車を市が引き受けたということです。
このゴミ収集車は、韓国自動車研究院や現代自動車などが2017年から3年間に100億ウォンを投じて開発していました。
昌原市はことし5月、産業通商資源部と燃料電池車モデル事業の推進業務契約を結び、向こう1年間の実証運行を通じて、燃料電池や水素タンク、冷却システムの安全性などを検証します。
この自動車は、水素と空気中の酸素を反応させて発電し、走行だけでなく、ゴミも圧縮するもので、水素25キログラムを充てんすることによって、およそ350キロメートル走ることができ、これまでのディーゼル車に比べて、排気ガスを出さず、騒音や振動も少ないということです。
昌原市はおととし、「水素特別市」を掲げ、全国でもっとも多くの燃料電池車を普及させ、もっとも多い水素ステーションを設置しており、去年6月には全国で初めて燃料電池バスも導入しています。

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