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サイエンス

新型コロナ 15分で設置できる移動式陰圧病棟を開発

Write: 2021-01-08 10:43:22Update: 2021-01-08 10:48:34

新型コロナ 15分で設置できる移動式陰圧病棟を開発

Photo : YONHAP News

韓国国立大学のKAIST=韓国科学技術院が開発した新型コロナウイルス重症患者用の移動式陰圧病棟がソウル市内の病院敷地内に設置されました。
陰圧病棟は、病院内部の病原体が外部に広がらないように遮断し、感染症の重傷患者を治療できる特殊隔離病室です。
今回設置された移動式陰圧病棟は、450平方メートル規模で、壁体は規格化したパネルを使い、パネルとパネルの間をエアーテントでつないでいて、15分以内で設置できるのが特徴です。
病室4室のほか、業務空間、更衣室、医療設備保管室などがあり、複数並べて設置し空間を広げることもできます。
設置にかかる費用は、コンテナなどを用いたこれまでの臨時病棟の5分の1で済みます。
15日までの試験運用を経て設置を拡大する方針で、新型コロナの流行が続くなか、治療と感染予防に大きく役立つものと期待されています。

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