メニューへ 本文へ
Go Top

国際

イランによる韓国船だ捕 凍結資金問題で交渉は難航

Write: 2021-01-12 14:55:27Update: 2021-01-12 14:58:08

イランによる韓国船だ捕 凍結資金問題で交渉は難航

Photo : YONHAP News

韓国船籍の石油タンカーがイランの革命防衛隊にだ捕された問題で、イラン入りした韓国政府の代表団はイランの外交当局との交渉を進めていますが、難航しているもようです。 
外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官は11日、イラン中央銀行のヘンマティ総裁と面談し、韓国のタンカーと船員の早急な解放や、アメリカの制裁で韓国国内に凍結されているイランの資金の問題について話し合いました。
ヘンマティ総裁は、「韓国政府は前からこの問題を解決すると話してきたが、進展がない」として、強い不満を示し、「凍結されたイランの資金について、法的措置によって利子を取ることもできる」と話しました。
ヘンマティ総裁はおととし6月に韓国を訪れ、洪楠基(ホン・ナムギ)副総理兼企画財政部長官と面談し、この問題で議論しています。
イランのザリーフ外相も、韓国政府の代表団に凍結された資金の問題の解決を求めた一方で、イランに抑留されている韓国のタンカーについては、「海洋汚染のためだ捕された。司法手続きによって解決されるべき問題で、イラン政府は介入できない」としました。
韓国政府の代表団は、イラン保健省や食品医薬品局などと面談し、保健方面での協力を、タンカーや船員の解放に結び付けようとしましたが、交渉は難航しています。
一方、外交部の関係者によりますと、抑留されている韓国人船員5人は先週末に韓国の家族と電話で話し、タンカーに乗っていたほかの国の船員らも自国政府の関係者と電話で話し、安否を確認したということです。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >