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社会

第3四半期から19~49歳の成人もワクチン接種可能に

Write: 2021-01-13 14:40:06Update: 2021-01-13 14:56:47

第3四半期から19~49歳の成人もワクチン接種可能に

Photo : YONHAP News

政府は12日、来月から始まる新型コロナのワクチン接種について、慢性疾患者や医療関係者など、優先接種の勧奨対象者を除いた19歳から49歳の成人も、ことし第3四半期から接種できるようにする方針を明らかにしました。
疾病管理庁はこの日、「できるだけ迅速に予防接種を進めるとともに、集団免疫を獲得できるよう取り組む」とし、「ワクチンを2回接種しなければならない点を踏まえ、19歳から49歳の成人も第3四半期から接種を開始する計画だ」と発表しました。
政府が、優先接種の勧奨対象者ではなく、健康な成人のワクチン接種に関する具体的な日程を発表したのは今回が初めてです。
防疫当局は、ことし11月に国民の集団免疫を獲得することを目標にしています。
政府が購買契約を締結したアメリカの製薬会社「ファイザー」や「モデルナ」、「アストラゼネカ」などのワクチンは、1回目の接種から2~3週間後に免疫が形成されます。
そのため、来月から基礎疾患を持つ患者や高齢者、医療関係者などを対象に優先接種を行ったとしても、一般国民の接種が遅れると、11月以前に集団免疫を獲得するのが難しいため、一般国民も遅くても第3四半期からワクチンの接種を開始しなければならないということです。
政府は、すべての国民が段階的に新型コロナワクチンを無料で接種できるようにする方針で、現在医療関係者をはじめ、集団施設で生活している人やそのスタッフ、65歳以上の高齢者、19~64歳で危険度が高い慢性疾患者などが優先して接種できるようにする計画です。
現在政府は、アメリカの製薬会社「ノババックス」のワクチン1000万人分に対する詰めの交渉を行っていますが、契約を締結すると、韓国は合わせて6600万人分のワクチンを確保することになります。これまでに政府は、「ファイザー」をはじめ「アストラゼネカ」や「モデルナ」、「ヤンセン」のワクチンを確保したほか、ワクチンを共同購入する国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」を通じて1000万人分のワクチンを確保したと発表しています。

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