中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は、14日までに新たに524人が確認され、累計で7万728人になりました。
先月1000人前後で上下していた新規感染者は、今週に入って400から500人台にまで落ち、減少傾向を見せています。
新たな感染者524人のうち、国内での感染は496人で、残りの28人は海外からの入国者でした。
地域別には、ソウルで131人、京畿道(キョンギド)で162人、仁川(インチョン)で24人で、首都圏で317人が確認されました。
死者は10人増えて合わせて1195人、重症患者は前の日より6人増えて380人になりました。
一方、慶尚北道(キョンサンブクト)尚州(サンジュ)市にある宗教施設と関連した感染者は662人にまで増加したほか、ソウル東部拘置所に関連した感染者も合わせて1214人が確認されるなど、クラスター拡大が続いています。
とくに、丁世均(チョン・セギュン)国務総理は14日、尚州市の宗教施設が防疫当局の疫学調査や自治体の検査要請に非協力的であることを批判し、「国民の命と安全を脅かす行為は許さない」と強調しました。