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国際

韓国船救出のため派遣の清海部隊 外交部の要請で撤収

Write: 2021-01-18 11:48:46Update: 2021-01-18 13:14:49

韓国船救出のため派遣の清海部隊 外交部の要請で撤収

Photo : YONHAP News

韓国船籍の石油タンカーがイランの革命防衛隊にだ捕されたことを受けて、救出のためホルムズ海峡に派遣されていた海軍「清海(チョンへ)部隊」の駆逐艦が、イラン政府と交渉している韓国外交部の要請で撤収したことがわかりました。 
複数の消息筋が17日、明らかにしたところによりますと、だ捕された韓国のタンカーや船員の早急な解放をめぐってイラン政府と交渉を進めている韓国外交部は、ホルムズ海峡に派遣していた「清海部隊」の駆逐艦を撤収させたということです。
これは、イラン側がホルムズ海峡での清海部隊の活動について反発したため、船員の安全を考えて外交部が取った措置とみられます。
この駆逐艦は、タンカーがだ捕された直後の現地時間の5日、ホルムズ海峡に派遣され、付近を航行する韓国船の保護などにあたっていました。
駆逐艦は現在、ホルムズ海峡から300キロ離れたオマーン・マスカット港の北の海域に戻ったとされます。
一方、イラン外務省の報道官は16日、「船舶の抑留に関する決定や発表の権限はイラン司法府にある。韓国のタンカーについては、ペルシア湾での環境汚染の疑いで司法府が現在、調査中だ」と述べ、早期解放の可能性に否定的な立場を繰り返し表明しています。

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