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韓半島

北韓最高人民会議 経済失策の責任問い閣僚入れ替え

Write: 2021-01-18 12:24:28Update: 2021-01-18 18:46:40

Photo : YONHAP News

北韓では17日、国会にあたる最高人民会議が開かれ、経済政策の失敗の責任を問い、閣僚の大幅な入れ替えが行われました。 
北韓のメディアは18日、最高人民会議が17日、平壌(ピョンヤン)の万寿台(マンスデ)議事堂で開かれたと報じました。
会議では、経済を担当する閣僚の大幅な入れ替えが行われました。
国家計画委員長をはじめ8人の副総理のうち6人が入れ替わり、工業相や農業相など主要経済閣僚らが交代しました。
こうした大幅な人事交代は、経済政策の失敗の責任を取らせたものとみられます。
金徳訓(キム・ドクフン)総理は内閣活動報告で、「経済のほぼすべての部門で、国家経済発展5か年計画の目標に到達できなかった」と指摘し、金剛山(クムガンサン)など観光地区の建設を中心に経済の活性化を図ることを強調しました。
会議では、ことしの予算の編成も行われました。
ことしの予算の支出は前の年に比べて1.1%増え、経済分野にあてる予算は0.6%増えました。
国防費は去年と同じく総額の15.9%を割り当てましたが、その額は明らかになっていません。
党大会で朝鮮労働党の総書記に選出された金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は、この会議で主席に就任するのではないかという観測もありましたが、新たなポストに関する言及はなく、会議にも出席しなかったもようです。

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