日本の菅義偉首相が近く赴任する姜昌一(カン・チャンイル)日本駐在韓国大使との面会を当面見送ると報じられたことについて、加藤勝信官房長官は20日、定例の記者会見で、姜大使と日本政府関係者との面会について「何ら決まっているものはない」と述べました。
これに先立って産経新聞は20日、日本政府関係者の話を引用し、2018年の元徴用工の賠償判決に加え、今月8日、日本政府に対して慰安婦被害者への損害賠償を命じた判決など、韓国側が国際法に違反していることに対する措置として、菅首相や茂木敏光外相が姜大使との面会を当面見送ることを検討していると報じました。
一方、菅首相と茂木外相は、今月16日に帰国した南官杓(ナム・グァンピョ)大使の離任に際しても面会をしておらず、外交欠礼にあたるとの指摘が出ていました。