韓国株式市場の店頭市場のコスダック指数が26日、およそ20年4か月ぶりに1000を超えました。
コスダック指数は26日、前の日に比べて0.70ポイント上昇した1000で寄り付き、午前9時10分に、1001.97となりました。
コスダック指数が1000を超えたのは、ITバブルだったころの2000年9月14日以来、およそ20年4か月ぶりです。
店頭市場は有価証券市場とは異なり、70%以上が個人投資家による取引です。
これについて、年初めに大型株への投資に集中していた投資家らが、小型株にまで視野を広げているという見方が出ています。
成長が見込める成長株への関心が高まり、店頭市場へのマネームーブも期待されています。
なかでも、店頭市場で時価総額1位の、韓国で急成長中のグローバル製薬メーカー「セルトリオン・ヘルスケア」は午前9時24分現在、前の日より2.6%上昇して、15万6400ウォンで取引されています。
26日のコスダック指数の終値は、前の日に比べて 5.30pポイント下落した994.00で取引を終えました。