映画「KCIA 南山の部長たち」が第41回青龍映画賞で、最優秀作品賞を受賞しました。
仁川(インチョン)パラダイスシティーで9日、開かれた第41回青龍映画賞では、「KCIA 南山の部長たち」は10部門にノミネートされていました。
映画「KCIA 南山の部長たち」は、1979年に第2の権力者と呼ばれていた中央情報部のキム・ジェギュ部長が、朴正煕(パク・チョンヒ)大統領を暗殺するまでの40日間、「独裁者」朴正煕の実態を暴く過程を描いた作品です。
演出と制作を担当したウ・ミンホ監督は、映画「インサイダーズ/内部者たち」に続き、2回目の最優秀作品賞受賞となりました。
主演女優賞は、「正直な候補」のラ・ミラン、主演男優賞は「音もなく」のユ・アインが受賞しました。
ユ・アインは、「思悼」に続いて2回目の受賞となります。
監督賞は、「ユンヒへ」のイム・デヒョン監督、新人監督賞は「音もなく」のホン・ウィジョン監督が受賞しました。
助演賞は、「サムジングループ英語TOEICクラス」のイ・ソムと「ただ悪から救いたまえ」のパク・ジョンミンが受賞し、新人賞は「チャンシルは福が多いね」のカン・マルグムと「耐えて」のユ・テオが受賞しました。
2019年10月11日から去年10月29日に公開された韓国映画を対象に行われた今回の授賞式は、去年12月11日に開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期されました。
感染防止対策のため参加者たちはマスクを着用し、仕切りを設置して一人ずつ離れて座り、スタッフ賞の受賞は事前に行われたということです。