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社会

去年の原発比率 全体の29%に拡大 

Write: 2021-02-17 09:40:46Update: 2021-02-17 10:17:46

去年の原発比率 全体の29%に拡大 

Photo : YONHAP News

韓国電力公社が16日に発表した報告書によりますと、去年、電子力発電による発電量は、前の年より9.8%増加した、およそ16万ギガワット時(GWh)と、主要電源のうち最も大きく増加しました。
原発の発電量が16ギガワット時を超えるのは、2016年以来4年ぶりです。
また、全体の電力生産量に占める割合も、前の年の25.9%から29.0%と、主要電源のうち最も大きく拡大しています。
韓国電力公社は、設備の整備などで稼働停止となっていた原発設備が再び稼働したことで発電量が急増したものとみています。
一方、去年の石炭火力発電量は、およそ19万6000ギガワット時と、前の年に比べ13.6%減少しました。粒子状物質や温室効果ガスの削減に向け、政府主導で取り組んでいる季節管理制度などの影響で、石炭火力発電量は、2009年以来最少となりましたが、全体に占める割合は、35.6%と依然として最も高くなっています。
再生可能エネルギーは、政府の普及拡大策により、設備容量が、前の年に比べ約3割増加しましたが、発電量は、3万7000ギガワット時と、前年比3.9%増加したのに留まりました。
再生可能エネルギーが発電設備全体に占める割合は、前の年の12.8%から16.1%と、比較的大幅に増加したものの、総発電量に占める比率は6.5%から6.8%と、0.3ポイントの小幅な上昇となりました。
一方、去年韓国の総発電量は、新型コロナウイルスなどの影響で、前の年に比べ1.9%減少した、55万2000ギガワット時と、2年連続の減少となりました。

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