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政治

韓国政府 ミャンマー軍によるデモ強制排除と発砲に「深い懸念」

Write: 2021-02-22 11:01:05Update: 2021-02-22 11:14:09

韓国政府 ミャンマー軍によるデモ強制排除と発砲に「深い懸念」

Photo : YONHAP News

軍事クーデターへの抗議デモが続くミャンマーで、治安部隊がデモ参加者に発砲し、少なくとも4人が死亡し、数十人の負傷者が出たことに対して、韓国政府が「深い懸念」を表明しました。 
外交部は20日、声明を出し、治安部隊がミャンマー第2の都市、マンダレーで発砲によってデモを強制排除しているというメディの報道について、「深い懸念を表明する。韓国政府はミャンマー国民の集会や表現の自由が最大限尊重されなければならないとする立場だ」としてデモ参加者への過度で不要な暴力の使用を自制するよう改めて強く促しました。
また「合法的で民主主義的な手続きにもとづき、平和的な方法で、ミャンマーの民主主義と憲政秩序が早急に回復されることを望む。そのために国際社会と引き続き緊密に連携していく」と述べました。
マンダレーでは20日、造船所の近くで抗議デモに参加していた大勢の市民らに治安部隊が発砲し、少なくとも4人が死亡しています。
現地メディアによりますと、治安部隊は、放水や催涙ガス、それにゴム弾や実弾の発砲によってデモを強制排除し、これまでにおよそ500人あまりが逮捕されたということです。
ミャンマー軍は今月1日、去年11月の総選挙で不正が行われたと主張して、非常事態宣言を出し、アウン・サン・スー・チー国家顧問や与党の幹部らを拘束するなど軍事クーデターを起こしていて、ミャンマー全土では、これに対する抗議デモが続いています。

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