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社会

新型コロナワクチン、24日に初出荷 26日から接種開始

Write: 2021-02-24 11:56:16Update: 2021-02-24 16:51:16

新型コロナワクチン、24日に初出荷 26日から接種開始

Photo : YONHAP News

イギリスの製薬メーカー・アストラゼネカが開発し、韓国のSKバイオサイエンスが委託生産したワクチンが24日、初めて出荷されました。
ワクチンの接種は26日午前9時から始まるということです。
防疫当局によりますと、慶尚北道(キョンサンプクト)・安東(アンドン)にあるSKバイオサイエンスの工場で委託生産されたアストラゼネカのワクチンが24日に初めて出荷され、物流センターに到着したワクチンは翌日の25日から全国の保健所や療養病院に順次運送する予定だということです。
24日に出荷されるワクチンは、15万人が接種できる量で、5日間合わせて75万人分のワクチンが出荷される予定となっています。
SKバイオサイエンスは去年7月、イギリスのアストラゼネカと委託生産契約を結びましたが、24日に出荷されるワクチンは臨床試験を行うために供給したものを除くと、初めて大量供給するものだということです。
安東で開かれた出荷式には、丁世均(チョン・セギュン)国務総理が出席して運送状況を確認したほか、SKグループと韓国アストラゼネカの役員も出席しました。
政府が全国民を対象にワクチン接種を行うのは初めてとなります。
今回のワクチンの接種対象者は、全国の療養型医療施設と精神療養病棟・リハビリ施設の65歳未満の入所者と従事者で、現時点で接種を希望した対象者は全体の93.6%に当たる28万9000人あまりとなっています。
アストラゼネカのワクチンは、2回接種する必要がありますが、第2四半期にはすべての接種が完了するものとみられます。
これで、新型コロナによって「失われた日常」を取り戻す第一歩を踏み出すことになります。
一方、新型コロナのワクチンを共同購入する国際的な枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」を通じて供給されたファイザーのワクチンは、早ければ26日昼に仁川国際空港に到着する予定です。
最初に到着するのは、COVAXファシリティーと契約した1000万人分のうちの5万8500人分で、ファイザーのワクチンは27日から感染症専門病院をはじめ、重症患者治療室や生活治療センターなどに勤務している医療従事者およそ5万5000人が接種することになります。

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