中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は1日までに新たに355人が確認され、累計で9万29人になりました。 
土日で検査数が少なかったこともあって、1日の新たな感染者は2日連続で300人台になりました。
感染者数は、感染者が初めて確認された去年1月20日以降、1年と40日で9万人を超えました。
8万人を超えたのは先月5日で、それから24日間で1万人増えたことになります。
新たな感染者355人のうち、国内での感染は338人で、海外からの入国者は17人でした。
地域別には、京畿道（キョンギド）156人、ソウル92人、仁川（インチョン）14人と、首都圏だけで262人に上り、全体の77.5％を占めました。
死者は2人増えて合わせて1605人になりました。
政府は、独立運動記念日の「3.1節」の集会に多くの人が集まる場合、感染が急速に広がる恐れがあるとして、集会の取り消しを促すなど、警戒を強めています。
政府は、先月末から始まった新型コロナのワクチン接種や、2日から始まる新学期の登校授業に支障が出ないよう、感染対策「社会的距離の確保」のレベルを現在の2段階(首都圏）に据え置くとともに、直系家族を除く5人以上の私的な集まりの禁止措置も今月14日まで2週間延長しています。