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経済

LINEとYahoo! JAPANが経営統合 グローバルAI企業目指す

Write: 2021-03-02 12:43:02Update: 2021-03-02 13:07:08

LINEとYahoo! JAPANが経営統合 グローバルAI企業目指す

Photo : YONHAP News

ポータルサイト最大手「NAVER(ネイバー)」の子会社「LINE」と、ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」を傘下に持つ「Zホールディングス」が1日、経営統合しました。 
「NAVER」は1日、「LINE」と「Yahoo! JAPAN」が「Zホールディングス」の下で経営統合を完了したと発表しました。
経営統合で、ソフトバンクとNAVERが半分ずつ出資する中間持ち株会社「Aホールディングス」が「Zホールディングス」株のおよそ65%を握り、LINEと「Yahoo! JAPAN」は「Zホールディングス」の完全子会社になります。
「Aホールディングス」の会長にはネイバー創業者の李海珍(イ・ヘジン)氏が就きました。
「Zホールディングス」は、経営統合によって「Eコマース分野で、NAVERの『スマート・ストア』技術を活用し、オンラインショッピングを先取りすることで、ラインギフトなどを通じて収益を創出する」という構想を明らかにしました。
なかでも、友人にプレゼントを送れる「ラインギフト」、友人同士で割引価格で商品を購入できる「グループ購入」、インフルエンサーがライブ動画を配信し、視聴者はリアルタイムに質問やコメントをしながら商品を購入できる「LIVEBUY(ライブバイ)」などのサービスを展開するとしています。
また飲食店や宿泊の予約サービス、「LINE Pay」などと連携したかんたん決済など、全方位的な事業計画を打ち出しました。
「Zホールディングス」は向こう5年間、5000億円の投資と5000人の開発エンジニアの採用によって、デジタルへの切り替えをリードする企業になりたい考えです。
LINEは台湾、タイ、インドネシアなどでも対話アプリにもとづいて、市場シェアを拡大していて、「Zホールディングス」は、日本をはじめアジアを基盤とするグローバルAI企業を目指します。
「Zホールディングス」が今後、李会長がこれまで公言してきた「アメリカや中国の巨大IT企業に対抗する勢力」になれるかどうかに注目が集まっています。

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