中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は３日までに新たに444人が確認され、累計で9万816人になりました。
1日の新たな感染者数は4日ぶりに400人台となりました。
新たな感染者444人のうち、国内での感染は426人で、残りの18人は海外からの入国者でした。
先月28日から行われた京畿道（キョンギド）東豆川（トンドゥチョン）市に住む外国人全員を対象にした検査で、これまで96人の感染が確認されており、感染拡大が心配されています。
死者は6人増えて合わせて1612人になりました。
疾病管理庁によりますと、先月26日に始まった新型コロナウイルスワクチンの接種では、2日に6万3644人が新たに接種を受け、3日午前0時までに合わせて8万7428人が1回目の接種を受けました。
アストラゼネカ製ワクチンについては、韓国では満65歳以上の高齢者への接種を見合わせていますが、イギリスで最近、高齢者にも効果があるという研究結果が出たことから、各国で65歳以上にも接種する動きがみられます。
これを受けて、丁世均（チョン・セギュン）国務総理は3日、中央災害安全対策本部の会議で、アストラゼネカ製ワクチンについて、「高齢層にも効果があるという新しい研究結果が公開された。ドイツも65歳以上に接種を拡大することを検討しており、フランスは74歳まで拡大した」とし、高齢者への接種を検討するよう指示しました。