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社会

4月5日の「植樹の日」 気温上昇で3月実施を検討

Write: 2021-03-03 14:52:38Update: 2021-03-03 14:53:48

4月5日の「植樹の日」 気温上昇で3月実施を検討

韓国では、4月5日は「植樹の日」ですが、地球温暖化などで平均気温が上昇していることから、今後は3月に繰り上げることを検討することになりました。
山林庁の朴綜虎(パク・ジョンホ)庁長は3日、「地球温暖化の影響で植樹に最も適した時期が早まっている。4月5日の植樹の日を3月に繰り上げることについて、慎重に検討してみるべき時期になった」としたうえで、「樹木の生理的特性や科学的根拠にもとづき、国民世論や利害関係者など各界各層の意見を吸い上げ、慎重に検討する」と述べました。
朴庁長はまた、「必要なら祝日に指定することも検討する」としています。
早ければ来年から、3月実施を目指すとしており、候補日としては、国連が定めた3月21日の「国際森林デー」が有力視されています。
気候変動を理由に植樹の日を繰り上げるべきとの声はこれまでもありましたが、担当部署である山林庁が中心となって検討を行うのは初めてです。
韓国では1949年に、全国各地で一斉に植樹する「植樹の日」を4月5日に制定し、祝日としましたが、週休2日制の導入に伴い、2006年に祝日から外しています。

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