韓国で新型コロナウイルスワクチンの接種が始まって6日目となった3 日、アストラゼネカ製ワクチンを接種した50代と60代の男性２人が死亡しました。
韓国で新型コロナウイルスワクチン接種が始まってから初めての死亡事例です。
2人はいずれも京畿道（キョンギド）の療養型病院でアストラゼネカ製ワクチンを接種しました。
このうち１人は脳血管疾患を患っていた60代男性で、先月27日の接種後に高熱などの症状が現れたため、病院に搬送されましたが、敗血症や肺炎を発症したあと、3日死亡したということです。
もう１人は心疾患と糖尿病を持つ50代男性で、今月２日にワクチンを接種したあと、何度も心臓発作を繰り返して翌日に死亡したということです。
疾病管理庁は死因について調査を行っていますが、ワクチンの副反応によるものかはまだ確認されていません。