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国際

ハーバード大学で集会 慰安婦論文のラムザイヤー教授の罷免求める

Write: 2021-03-08 15:14:00Update: 2021-03-08 15:16:12

ハーバード大学で集会 慰安婦論文のラムザイヤー教授の罷免求める

Photo : YONHAP News

旧日本軍慰安婦は自発的な契約を結んだ売春婦だという論文を発表したアメリカ・ハーバード大学ロースクールのマーク・ラムザイヤー教授について、糾弾する集会が6日、ハーバード大学で初めて開かれました。 
マサチューセッツ州の韓国人会が主催し、6日午後開かれた集会には、アメリカ東部の各地域の韓国人会の会員や現地の住民100人あまりが参加しました。
参加者らは、大学当局にラムザイヤー教授の罷免を求めたほか、論文を掲載した学術誌に対しても徹底した再検証を求めました。
こうした要求事項について、ハーバード大学の学生たちも署名に参加しました。
実際に学術誌や出版社側は、ラムザイヤー教授の論文を再検討しているということです。
一方、アメリカ・フィラデルフィア市議会では、韓国系の市議員が先月25日に発議した、ラムザイヤー教授の論文に反論する決議が、現地時間の4日、採択されました。
決議では、「歴史的な合意や、旧日本軍の性奴隷を強いられた女性数千人に対する歴史的な証拠とは矛盾するラムザイヤー教授の論文に反論する。極めて不正確で、数千人の被害女性に対する侮辱的な論文だ」と指摘しています。
ラムザイヤー教授の論文をめぐって、学界だけでなく、社会的にも論争が広がるなか、アメリカで6番目に大きい都市のフィラデルフィアが論文を糾弾したということで意義深いと評価されます。

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