中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は9日までに新たに446人が確認され、累計で9万3263人になりました。
新たな感染者446人のうち、国内での感染は427人で、残りの19人は海外からの入国者でした。
死者は3人増えて、合わせて1645人になりました。
一方、中央防疫対策本部が8日、発表したところによりますと、今月4日以降、感染が確認された248人に対して検査を行なった結果、変異したウイルスによる感染が20人に上ったということです。
このうち11人は海外からの入国者で、9人は国内での感染でした。
このため、最初に確認されたタイプより感染力が強いとされる変異したウイルスによる市中感染が、すでに広がっているのではないかという懸念の声が出ています。
保健当局や専門家らは、変異したウイルスが優勢株にならないうちに遮断するため、対策を強化するとともに、ワクチンの接種を予定通り進め、拡大を防がなければならないと強調しています。
新型コロナのワクチンは、8日に新たに6万4111人が接種を受け、先月26日の接種開始からは累計で38万3000人あまりとなりました。