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サイエンス

韓国のAI技術普及率 世界で3位 企業間のデジタル格差は拡大

Write: 2021-03-17 09:39:07Update: 2021-03-17 10:11:42

韓国のAI技術普及率 世界で3位 企業間のデジタル格差は拡大

Photo : Getty Images Bank

韓国の民間シンクタンク、「K政策プラットフォーム」は16日、 OECD=経済協力開発機構の資料を基に分析した結果、韓国の人工知能(AI)技術の普及率が、去年、インドとアメリカに続き、世界で3番目に高くなったと発表しました。
韓国のAI技術普及率は、2016年には4位でしたが、2017年には6位、2018年には7位と下落を続け、2019年に5位に上昇、去年2020年には3位となり、これまでで最も高い順位となりました。
K政策プラットフォームは、「韓国の先進的企業は、世界最高レベルのデジタル競争力を確保しており、少なくとも大企業や多国籍企業で働く人材のAI能力は世界3位の水準に発展したものとみられる」と評価しました。
一方、デジタル分野の先進企業と後進企業間の生産性の格差はさらに拡大する傾向にあると指摘しました。
2018年時点での、韓国の中小企業のビックデータの活用率は10%に及ばず、OECD加盟国のうち最も低い水準となっていて、なかでも情報通信技術(ICT)分野における、先進企業と後進企業間の生産性の格差が大きいということです。
K政策プラットフォームは、「教育が技術の発展に追いつくことができずに遅れをとれば、社会福祉や貧富の格差が悪化する」として、「中小企業で働く人材のデジタルリテラシーを高める必要がある」と指摘しました。

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