洪楠基(ホン・ナムギ)副総理兼企画財政部長官は、韓国を訪問しているCOP26=第26回気候変動枠組条約締約国会議のシャーマ議長と会談し、気候変動への取り組みなど環境対策について話し合いました。
洪長官は会談で、韓国が去年12月に2050年までにカーボンニュートラルを実現する計画を発表したことや、世界最大の環境基金であるGCF=緑の気候ファンドに3億ドルを拠出する約束をきっちり履行していることなどに言及し、韓国政府として、COP26が進める気候変動への取り組みなど環境対策に積極的に参加する意志を表明しました。
また、ことし5月に韓国で開催予定の第2回P4G=グリーン成長とグローバル目標2030のためのパートナーシップ首脳会議にイギリスも参加するよう呼びかけました。
これに対し、シャーマ議長は、P4G首脳会議が、COP26と共にグローバル気候変動対策を強化するために重要な機会になるであろうとして、イギリスはP4G首脳会議に積極的に協力すると答えました。
COPは1995年から毎年開催されている国連気候変動枠組み条約に関する閣僚級の会議で、COP26は今年11月にイギリスのグラスゴーで開催される予定です。