ソウルと釜山(プサン)の市長などを選ぶ再選挙・補欠選挙の投票が7日午前6時から全国3459か所の投票所で一斉に始まりました。
投票は午後8時までで、即日開票されます。
新型コロナウイルス対応に伴い、隔離対象者は無症状の場合に限り、午後7時20分以降外出が認められ、一般選挙人の投票が終わる午後8時までに投票所に到着すればその後投票することが可能となっています。
全体の有権者数は、ソウル842万5869人、釜山293万6301人など、1216万1624人です。
今回の選挙は、来年の大統領選挙の行方を左右する前哨戦と位置づけられ、与野党ともに総力戦の構えで、激しい選挙選が繰り広げられました。
ソウル市は与党「共に民主党」の朴映宣(パク・ヨンソン)候補と、最大野党「国民の力」の呉世勲(オ・セフン)候補、釜山市は与党「共に民主党」の金栄春(キム・ヨンチュン)候補と野党「国民の力」の朴亨埈(パク・ヒョンジュン)候補の事実上の一騎打ちとなっています。
ソウル市と釜山市長選挙はともに、セクハラ問題が発覚した前市長の自殺や辞任にともなって行なわれる補欠選挙で、新しい市長の任期は前任者を引き継ぎ、来年6月までです。
中央選挙管理委員会は、開票率が50%前後となる、8日未明前後には当選者が確定するものとみています。