韓国政府は、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた人が感染者との濃厚接触者に分類された場合、自宅隔離のレベルを緩和することを検討しています。
中央災害安全対策本部は12日、「予防接種完了者が感染者の濃厚接触者となった場合、自宅隔離を緩和する制度を検討している」と明らかにしました。
具体的には、接種が完了した人に対しては、2週間の自宅隔離を命じるのではなく、PCR検査で陰性が確認された場合、「能動監視対象者」に転換することを検討中だということです。
能動監視対象者は自宅隔離が義務付けられず、発熱など新型コロナウイルスの症状があるかなどを自分でチェックし、防疫当局が2週間、毎日電話で確認する形で管理されています。