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社会

ノババックスの新型コロナワクチン 今月にも生産開始へ

Write: 2021-04-13 13:16:49Update: 2021-04-13 18:44:43

Photo : YONHAP News

アメリカのノババックスが開発した新型コロナウイルスワクチンの韓国国内での生産が今月にも開始され、6月から供給される見通しです。 
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は12日、大統領府青瓦台で開いた新型コロナ対応特別防疫点検会議で、「今月からノババックスのワクチンの国内での生産を始める。上半期のワクチン生産に必要な原材料も確保した。6月から完成品が発売され、7月から9月までに2000万回分が供給される予定だ」と明らかにしました。
政府は当初、ノババックスのワクチンについて、今月から段階的に導入されるとしていましたが、アメリカの輸出規制によって原材料の供給に支障が出たため、導入の見通しが立たなくなっていました。
しかし、最近になって、原材料の供給問題が解消され、7月から導入できるようになったということです。
文大統領は、新型コロナの拡大状況や感染防止対策の現状について報告を受け、ワクチンの需給計画を点検するため、この会議を開きました。
文大統領は、「油断すれば、爆発的な大流行につながりかねない危うい局面だ。ここで抑えきれなければ、たとえ国民生活や経済に大きな影響が出るとしても、社会的距離の確保措置を強化せざるを得ない」と話しました。
ノババックスは、SKバイオサイエンスと技術移転を含むワクチンの委託生産契約を結んでいて、韓国が独自で供給量を決め、国内に供給することができます。
ただ、6月からの供給となるため、それまではワクチン需給の不確実性は完全には解消されません。
現在、韓国の製薬メーカー5社がことし下半期から第3ステージの臨床試験に入ることを目指して、ワクチンの臨床試験を進めていて、政府は、国産ワクチンの開発に687億ウォンを支出し支援する方針です。

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