ドイツの国立博物館で、戦争犯罪などの経験を記憶するための特別展示が開かれ、ドイツの国立博物館では初めて平和の少女像が展示されることになりました。
ドイツのドレスデン国立博物館の傘下にある民俗博物館は、現地時間の4月16日から18日まで、「言葉をのむ-大声の沈黙」をテーマにした特別展示会を開きます。
この展示は、人種虐殺や民族抹殺、戦争犯罪などの経験を記憶する方法を示すために企画されたもので、旧日本軍慰安婦に関する展示も行われます。
会場には、平和の少女像が設置され、慰安婦被害者として初めて名乗り出た故・金学順(キム・ハクスン)さんの生前の映像が上映されます。ドイツの国立博物館で、平和の少女像が展示されるのは初めてで、展示会が終わっても、1年間博物館に展示されるとのことです。
展示では、慰安婦のほか、ナチスのユダヤ人虐殺、トルコのアルメニア人ジェノサイド、ユーゴスラビアの戦争犯罪についての展示が行われます。