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社会

セウォル号沈没事故7周忌 各地で追悼行事

Write: 2021-04-16 11:37:24Update: 2021-04-16 14:08:08

セウォル号沈没事故7周忌 各地で追悼行事

Photo : YONHAP News

2014年に起きた旅客船「セウォル号」沈没事故の7周忌を16日に迎え、全国各地で追悼行事が行われました。
韓国南西部の全羅南道(チョンラナムド)・珍島(チンド)沖で2014年に起きた旅客船「セウォル号」沈没事故では、修学旅行中の高校生など死者・行方不明者304人が犠牲となりました。
事故から丸7年となった16日、修学旅行の高校生たちに犠牲者を出した檀園(タンウォン)高校がある安山(アンサン)市では、午後3時からセウォル号沈没事故7周忌の追悼行事が開催されます。
今回の追悼行事は、去年に続き、新型コロナウイルスの感染防止のため、遺族らを中心とする形で行われ、ネットで生中継されます。
安山市檀園(タンウォン)区一帯では、午後4時16分から1分間、犠牲となった生徒や教師らを追悼するサイレンが鳴らされます。
これに先立って、午前11時には、仁川(インチョン)の一般人被害者追悼館の広場で、追悼行事が開かれました。
このほか、セウォル号の船体が保存されている全羅南道(チョンラナムド)木浦(モクポ)新港湾や珍島(チンド)彭木(ペンモク)港などでも追悼行事が行われます。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領はSNSで、「子どもたちが夜空の輝く星になって7年になった。国らしい国をつくろうという国民の叫びを忘れていない」とつづり、事故の真相解明に尽力する考えを示しました。
一方、セウォル号の遺族らは15日、検察のセウォル号特別捜査団の捜査結果を受け入れることはできないとして再抗告しました。
特別捜査団は、ことし1月19日に1年2か月間の捜査を終え、「法務部と青瓦台による捜査への外圧」はなかったとして不起訴処分にしました。遺族らはこれを不服として2月に検察に抗告状を提出しましたが、ソウル高等検察庁は特別捜査団の不起訴処分を覆すほどの新しい証拠は発見されなかったとして、先月31日に抗告を棄却しています。

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