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政治

ケリー米特使「汚染処理水の海洋放出に米が介入するのは不適切」

Write: 2021-04-19 09:40:04Update: 2021-04-19 10:13:52

ケリー米特使「汚染処理水の海洋放出に米が介入するのは不適切」

Photo : YONHAP News

日本政府が東京電力福島第1原発の汚染処理水を海洋放出する方針を決めたことについて、アメリカのジョン・ケリー気候特使は、「日本が海洋放出を進める際に、IAEA=国際原子力機関と緊密に協力すると確信している」と述べ、アメリカは介入しない方針であることを明らかにしました。
韓国を訪問したケリー特使は18日、ソウル市内で開かれた記者懇談会で、福島第一原発の汚染処理水の海洋放出と関連し、アメリカが韓国の懸念を共有しているか問われ、「重要なのは、IAEAが海洋放出の過程をモニタリングする際に、日本がIAEAに持続的に協力することだ」とし、「日本はIAEAと非常に緊密に協力してきた。今後もそうであることを確信する」と述べました。
そのうえでケリー特使は、「アメリカは、日本政府がIAEAと協議を行ったうえで、IAEAが非常に厳しい海洋放出の手続きを設けたと確信する」と述べ、アメリカが介入するのは適切ではないとする考えを示しました。
これに先立ち、鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は17日、気候変動への対応などについて話し合うため韓国を訪問したケリー特使と会談した際に、この問題について韓国の懸念を伝え、日本政府が国際社会により透明で迅速な情報提供を行えるように、アメリカが関心を持って協力するよう求めました。

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