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社会

日本の汚染処理水の海洋放出決定 韓国漁民が海上デモ

Write: 2021-04-20 12:04:04Update: 2021-04-20 18:23:32

Photo : YONHAP News

日本政府が東京電力福島第1原発の汚染処理水を海洋放出する方針を決めたことで、韓国では、漁民らが漁船に乗って海上デモを行うなど、反発が強まっています。 
慶尚南道(キョンサンナムド)巨済(コジェ)の漁民は19日、「汚染水が韓国の海岸に流れ込めば、魚介類の産卵場がなくなるなど、海洋生態系が破壊されてしまう」として、日本政府の決定を糾弾し、海上デモを行いました。
デモには漁船50隻あまりが参加しました。
全羅南道(チョンラナムド)麗水(ヨス)でも漁船170隻あまりが参加して、海上デモが行われました。
漁民は、「2011年 3月に福島原発事故が発生したときも、水産物の消費が大きく減少し、生計が苦しくなった。再び生計に困難を強いられる」と懸念しています。
食品医薬品安全処は、国民の不安が高まっていることから、日本産水産物の安全管理の実態点検に乗り出しました。
食品医薬品安全処は、「去年、水産物の放射能の検査に使われる分析器や、要員を増やすなど、検査能力を強化した。水産物の安全管理に抜かりがないよう、最善を尽くす」と話しています。

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