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政治

文大統領 「新型コロナワクチンの公平供給へアジアの共同対応が必要」

Write: 2021-04-20 14:58:47Update: 2021-04-21 00:15:24

文大統領 「新型コロナワクチンの公平供給へアジアの共同対応が必要」

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、新型コロナウイルス・ワクチンの公平な供給にむけて、アジア諸国の共同対応が必要だとの考えを示しました。 
文大統領は20日、中国・海南省で開幕した「博鰲(ボーアオ)アジアフォーラム」の年次総会にビデオメッセージを送り、そのなかで「どの国も、一国の力だけでは、新型コロナウイルスとの戦いに勝つことはできない。アジアから、新型コロナへの共同対応をしていかなければならない」と語りました。
このフォーラムは、アジアを中心に世界の政財界の要人が経済協力などについて話し合う中国主導の国際組織で、2001年に発足して、ことしで20年目となり、前国連事務総長の潘基文(パン・ギムン)氏が現在、理事長を務めています。
文大統領は、「世界は誰一人として締め出さないアジアの包容精神に注目してきた。去年発足した北東アジア防疫・保健協力体を通じて、アジアが新型コロナ克服の模範を示すことを期待する」と話しました。
また開発途上国へのワクチン供給など、支援活動を行っている中国政府の取り組みを評価し、「韓国もワクチンの公平な供給、専門要員の円滑な移動、思い切った財政の投資など、新型コロナ克服に向けた協力をさらに強化していく」と述べました。
さらに、文大統領は、「自国第一主義や保護貿易主義は、世界経済の回復を妨げる障壁になりかねない。包容性が強化された多国間主義にもとづく協力が求められる。東アジア地域包括的経済連携(RCEP)協定を通じて自由貿易がさらに発展することを望む」として、期待を示しました。

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