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社会

慰安婦被害者1人が死去 生存者は14人に

Write: 2021-05-03 13:10:42Update: 2021-05-03 13:39:38

慰安婦被害者1人が死去 生存者は14人に

Photo : YONHAP News

ソウルで暮らしていた旧日本軍慰安婦の被害者が2日夜、亡くなりました。92歳でした。 
慰安婦支援団体の「正義記憶連帯」が3日、発表しました。
この被害者は、1929年に忠清北道(チュンチョンブクド)で生まれ、12歳だった1941年に、トラックに乗ってやってきた日本軍兵士がおじいちゃんに暴力を振るうのを引き留めようとしていたところ、トラックに載せられ、日本に連れて行かれました。
その後、下関の紡績工場で3年間仕事をしましたが、広島に連れて行かれ、慰安婦生活を強いられたということです。
植民地からの独立後、帰国し、1993年に韓国政府に慰安婦被害者として登録し、海外での証言や水曜集会への参加など慰安婦問題解決に向けた活動を行ってきました。
これで、政府に登録されている慰安婦被害者240人のうち、生存者は14人となりました。
鄭英愛(チョン・ヨンエ)女性家族部長官は、「もう一人の慰安婦被害者が亡くなったことに、とても心が痛む。政府に登録されている生存者はもう14人に過ぎない。生存者の方々が、健康で安らかな老後を送られるよう、政策的支援を強化するほか、被害者らの名誉の回復に向けた事業も積極的に進めていく」と述べました。

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