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国際

米国務長官 「北韓が外交的関与の機会をつかむことを望む」

Write: 2021-05-04 14:32:55Update: 2021-05-04 14:49:09

米国務長官 「北韓が外交的関与の機会をつかむことを望む」

Photo : YONHAP News

アメリカのブリンケン国務長官は、バイデン政権の対北韓政策について、「外交による解決に焦点を合わせてたものだ」としたうえで、「北韓がこの機会を逃さないことを望む」と述べました。 
G7=主要7か国の外相会合のためイギリス・ロンドンを訪れているブリンケン長官は現地時間3日の記者会見で、アメリカの新たな対北韓政策について、「外交による解決を模索しようというものだ。北韓が外交的に関与する機会と、韓半島の完全な非核化という目標に向けて前進する方法を探る機会をつかむことを望む」と述べました。
また「われわれはこれから数日、あるいは数か月間、北韓の言葉や行動を見守る。われわれは、外交に焦点を合わせた明快な政策を持っている。これにもとづいて、関与するかどうかを決めるのは北韓次第だ」と述べ、バイデン政権の対北韓政策に強い不満を示している北韓にボールを投げました。
これについて、G7外相会合の議長を務めるイギリスのラーブ外相もアメリカの努力を支援する考えを表明しました。
アメリカは先月30日、韓半島の非核化を目標とし、実用的で、より調整されたアプローチによって、外交的解決策を模索することを柱とする対北韓政策の方向を示していて、これは、従来の段階的アプローチに似ているとされています。
ブリンケン長官の今回の発言は、北韓がアメリカの対北韓政策について相次いで非難する談話を発表し、「非常に深刻な状況に直面する」、「相応の措置を講じなければならなくなる」などと北韓が挑発の可能性を示唆したことを受けて発言されたものです。こうした発言を通じて、北韓を大きく刺激せず、北韓に対して、外交に重点を置いたバイデン政権の対北韓政策に応じて、対話のテーブルに再び就くよう呼びかけるメッセージを送ったものとみられます。

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