絵本作家イ・ジウン氏の絵本「イパラパニャムニャム」が、世界最大の児童図書見本市であるイタリア・ボローニャの国際児童図書展で「ボローニャ・ラガッツィ賞」を受賞しました。
大韓出版文化協会は２日、イ・ジウン氏がボローニャ・ラガッツィ賞のコミックス・幼児向け絵本の部門で大賞を受賞したと明らかにしました。
審査委員団は、イ・ジウン氏の作品について「個性豊かなキャラクターたちが単純なストロークで描かれているが、素晴らしいディテールを伝えている」としたうえで、「物語も興味深く、面白く読ませる一方、他者をどう迎え入れるべきかに対する反省を促される」と評価しました。
一方、絵本作家イ・スジ氏が中国人作家の曺文軒氏の物語に絵を描いた「ウロマ」はフィクション部門で、またパムコ氏の「モモモモモ」はノンフィクション部門で、さらにパク・ヒョンミン氏の「ものすごい雪」は新人作家の処女作に与えられるオペラ・プリマ部門で、それぞれ優秀賞を受賞しました。
ボローニャ・ラガッツィ賞は、全世界で出版された児童図書のうち、クリエイティブ性、教育的価値、芸術的デザインが優れた作品に与えられるもので、ことしはフィクションやノンフィクションを含め、６部門で８つの作品が大賞に19の作品が優秀賞に選ばれました。