海外で韓国語を教える教育機関・世宗（セジョン）学堂が、新たに世界26か所に設置されます。
黄熙（ファン・ヒ）文化体育観光部長官は９日、海外で韓国語を教える教育機関、世宗学堂が新たに18の国と地域で26か所設置されると発表しました。
これで世宗学堂は、82の国と地域の234か所に増えることになります。
世宗学堂は、韓国語の教育を通じた文化交流の活性化を目指して設立された教育機関で、文化体育観光部が財政的な支援をはじめ、教材、教員の教育などの支援を行っています。
世宗学堂財団は、公募を通じて、書類審査とオンライン面接を実施し、世宗学堂を運営する機関を選びました。公募には、43の国と地域から85の機関が応募したということで、今回、モロッコ、タンザニア、ボリビア、スロベニア、ネパールの５か国で、初めて世宗学堂が設置されます。
文化体育観光部は、世宗学堂を来年までに270か所に増やす計画です。黄長官は、韓国語が新しい韓流の中心になって、世界中に拡散するよう、政策的な支援を惜しまない考えを示しました。