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サイエンス

韓国船舶運航企業 水路での船舶の完全自動運航に成功

Write: 2021-06-17 12:06:09Update: 2021-06-17 12:08:25

韓国船舶運航企業 水路での船舶の完全自動運航に成功

Photo : YONHAP News

韓国の船舶運航企業が開発した船舶の完全自動運航に初めて成功しました。
現代重工業グループの自動運航船舶の専門会社「アビクス(Avikus)」は16日、慶尚北道(キョンサンブクト)浦項(ポハン)運河で自動運航船舶の試験運航を披露し、12人乗りのクルーズ船の自動運航に成功したと明らかにしました。
試験運航が行われた浦項運河は、水路の幅が平均10メートルと狭く、内航船や外航船が密集するため、通常の運航でも難しい条件が揃っています。
このような環境で、アビクスの自動運航船舶は出航から帰港、接岸まで全てを自動で行いました。
自動運航船舶にも、地上を走る自動運転車両に搭載されるレーザー方式のセンサーや特殊カメラが応用されていて、乗組員がいなくても海上の天気や海流、別の船舶との遭遇など様々な状況に船舶が自動で対処できるようになっています。
アビクスは、試験運航の成功を基に自動運航関連の技術をさらに発展させ、今後、旅客船や貨物船などすべての船舶に拡大して適用していく計画で、早ければことし下半期にも国内の船舶運航会社と共同で世界初の大洋横断にも挑戦する予定だということです。
一方、政府も2025年までに、必要最低限の乗組員のみ乗船するレベルまで自動運航技術を発展させ、関連するグローバル市場でシェア50%を先取りできるよう、最大限支援する計画です。

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