文化
4000人規模のコンサート、1年8か月ぶりに開催 日常回復への期待感高まる
Write: 2021-06-28 13:38:08 / Update: 2021-06-28 14:39:45
新型コロナウイルスの感染が拡大して以来、初めて、4000人が集まった大規模な野外コンサートがソウルで開かれました。
ソウル東南部の蚕室(チャムシル)にあるソウルオリンピック公園の芝生広場では26日、音楽フェスティバル「ビューティフル・ミント・ライフ」が開かれました。
野外の大規模音楽コンサートとしては、おととし10月の「グランド・ミント・フェスティバル」以来、1年8か月ぶりの開催です。
保健当局によるイベント観客数の制限が、音楽コンサートではこれまでの99人から4000人に緩和されて以来、初めて開かれた大規模なコンサートでもあります。
コンサートには、新型コロナウイルスの抗原検査を受けてから、入場することができ、立ち見席はなくし、コンサート中の食べ物や飲み物などの飲食も制限されました。
また一緒に歌を歌ったり、歓声を上げたりすることもできません。
観客らは、「社会的距離の確保」措置に従って、間隔をあけた椅子やレジャーシートに座って、声を出さずに、大きな拍手でコンサートを楽しんでいました。
今回のコンサートは、数千人が集まる大規模なコンサートが安全に開催されるかどうかの試金石となるだけに、コンサートの成否に音楽界からも関心が寄せられています。
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