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政治

北韓の長射程砲を迎撃する「韓国型アイアンドーム」 独自開発へ

Write: 2021-06-28 15:21:49Update: 2021-06-28 17:33:28

北韓の長射程砲を迎撃する「韓国型アイアンドーム」 独自開発へ

Photo : YONHAP News

韓半島有事の際に、北韓の長射程砲を迎撃するシステム「韓国型アイアンドーム」が独自開発されることになりました。 
防衛事業庁によりますと、徐旭(ソ・ウク)国防部長官は28日、防衛事業推進委員会の会議を開き、このなかで長射程砲の迎撃システムを独自で研究・開発することを決めたということです。
長射程砲の迎撃システム「アイアンドーム」は、複数の場所に迎撃ミサイル発射台を設置してドーム型の防空網を形成し、長距離砲の砲弾を迎撃するものです。
この開発事業で、北韓の長射程砲の脅威から国の重要施設や軍事施設を守り、対応能力を強化するほか、韓国の技術力の向上や雇用の創出を図るとしています。
事業費は、合わせて2兆8900億ウォンで、事業期間は来年から2035年までとなっていますが、2年以上前倒ししたい考えです。
韓国軍当局は、軍事境界線の北韓側には長射程砲1000門あまりが配備されていて、このうち、射程距離54キロの170ミリ自走砲大隊、射程距離60キロの240ミリ放射砲大隊など330門あまりがソウルと首都圏を標的としているとみています。

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