東京オリンピックの開催が迫るなか、大韓体育会は、東京オリンピックに出場する韓国代表に安心できる食事を提供するため、東京・中央区晴海の選手村の近くに位置するホテルを貸し切り、給食センターとして運用する方針を示しました。
韓国は2013年9月から、2011年の東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、福島など東日本８県の水産物の輸入を禁止しています。
東京の選手村の食事に福島産の食材が供給されることから、大韓体育会は、今月20日から来月8日まで20日間、オリンピック選手村から車で15分の距離にある「変なホテル・舞浜東京ベイ」を貸し切り、韓国代表選手への食事を提供する給食センターとして運用する方針です。
大韓体育会は、忠清北道（チュンチョンブクト）鎭川（チンチョン）の選手村から調理師や栄養士などを給食センターに派遣し、韓国から供給された食材など、安全性が確認された食材を使ってお弁当を作り、韓国代表に提供するとしています