5日に閉幕した東京パラリンピックで熱戦を繰り広げた韓国の代表選手団が6日、韓国に帰国しました。
東京パラリンピックで、韓国からはこれまでで最も多い159人の選手が参加し、金メダル2個、銀メダル10個、銅メダル12個を獲得して総合順位は41位でした。
当初目標としていた総合順位20位に及ばず、1968年に韓国が初めて出場したラマットガン・パラリンピック以来、最も低い順位となりました。
やや低調な成績に終わった韓国ですが、韓国代表選手で最も若い卓球のユン・ジユ（21）の銀メダル獲得や、今回の東京大会からパラリンピックの正式競技となったテコンドーのチュ・ジョンフン（27）の銅メダル獲得など、若い選手の活躍が目立ち、身体の不自由さを乗り越えて活躍する選手たちに多くの人が感動しました。
新型コロナウイルスの感染拡大の中で行われた今回のパラリンピックですが、韓国の代表選手は、一人も感染者を出さなかったことも評価されています。