アジア映画界のアカデミー賞とされる第15回「アジア・フィルム・アワード」の最終候補が9日、発表され、韓国のイ・ジュンイク監督の「玆山魚譜(チャサンオボ)」が、作品賞や監督賞などにノミネートされました。
来月、開かれる釜山(プサン)国際映画祭の中でオンラインで行われる「アジア・フィルム・アワード」の授賞候補作品には、アジアの8つの国と地域で制作された36作品が最終候補に選ばれました。
韓国からは「玆山魚譜」(作品賞、監督賞、衣装賞、美術賞)と「ただ悪から救いたまえ」(男優助演賞、編集賞、撮影賞、音楽賞)がそれぞれ4部門にノミネートされ、「声もなく」と、「スペース・スウィーパーズ」がそれぞれ3部門にノミネートされました。
ことしの「アジア・フィルム・アワード」は、映画「ペパーミント・キャンディー」で知られるイ・チャンドン監督が審査委員長を務めることになっています。