来年春の大統領選挙に向けて、最大野党「国民の力」の公認候補を選ぶ第1次予備選挙が行われ、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前検察総長や洪準杓(ホン・ジュンピョ)議員ら8人が選ばれて、第2次予備選挙に進むことになりました。
国民の力は、党員2000人と一般国民2000人を対象に13、14の2日間、世論調査を行い、党の選挙管理委員会が党員20%、一般国民80%の割合で、各候補の獲得率を計算しました。
候補者別の獲得率は公開されませんでしたが、これによって8人が候補に選ばれました。
そして来月8日の第2次予備選挙で、候補が4人に絞られますが、6回にわたるテレビ討論会と、党員投票がカギを握るものとみられます。
一方、今月8日に国会議員を辞職する意向を表明した元首相で与党 「共に民主党」の前の代表、李洛淵(イ・ナギョン)氏の議員辞職願いは、15日午後、国会本会議に上程されて可決されました。
李洛淵氏は共に民主党の党内選挙で、李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事に得票率で大きな差をつけられていることから、今後、背水の陣で臨む構えです。
★2021年10月7日修正