韓国海軍は、15日、文在寅大統領が出席した中、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの発射実験を行いました。
軍の消息筋が発表したところによりますと、韓国海軍は、15日午後、忠清南道泰安(テアン)郡の国防科学研究所の総合試験場で、潜水艦「島山(トサン)・安昌浩(アン・チャンホ)」から、単距離のSLBMを水中発射する実験を行い、成功したということです。
この潜水艦からのSLBMの水中発射は、今月1日に次いで2回目で、今回は文在寅大統領が実験を見守るなか、再び成功しました。
SLBMの水中発射に成功したのは、世界で7番目で、韓国海軍は今後、追加のテストを経て、実戦配備する予定です。
大統領府青瓦台は、SLBMを保有することによって、自主国防と韓半島の平和定着に大きく貢献することが期待されるとしています。
発射した潜水艦「島山・安昌浩」は、韓国独自の技術で開発した韓国初の3000トン級の潜水艦で、SLBMを水面に射出した直後に点火する「コールド・ローンチ」方式の垂直発射管を6本装備しています。