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サイエンス

固体燃料エンジンのロケット 2024年打ち上げへ

Write: 2021-09-17 13:20:28Update: 2021-09-17 15:36:20

固体燃料エンジンのロケット 2024年打ち上げへ

Photo : YONHAP News

国防部と科学技術情報通信部は、韓国の独自技術で開発した固体燃料エンジンを搭載したロケットを2024年ごろに打ち上げる計画を、16日発表しました。
国防科学研究所は7月29日、小型・超小型衛星打ち上げロケット用の固体燃料エンジンの燃焼実験に成功しました。
これは、ことし5月の韓米首脳会談で韓米ミサイル指針が撤廃され、ロケットの射程や重量を大幅に増やせる固体ロケットエンジン開発が可能になった結果です。  
この固体燃料エンジンの推進力は75トン級で、このエンジンを用いた2段式ロケットを2024年ごろに完成させ、韓半島を偵察する小型偵察衛星を搭載して打ち上げる予定だということです。
国防部は、小型ロケットの開発技術を民間にも移転する方針で、民間企業主導で固体エンジンロケットの製作と衛星打ち上げが実現するよう、技術支援を進めるということです。
科学技術情報通信部は、民間企業の小型ロケット打ち上げを支援するため、南部の全羅南道(チョンラナムド)高興(コフン)の羅老(ナロ)宇宙センターに新たに発射場を整備するとしています。
現在、固体燃料エンジンを搭載したロケットを保有する国は、アメリカ、中国、ロシア、ヨーロッパ、日本、インドの6か国で、韓国政府関係者は、
液体燃料ロケット「ヌリ」の開発で確保した技術と合わせて、固体燃料ロケット技術を短期間に確保することによって、韓国は7大宇宙大国に近付けるだろう」と説明しています。

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