メニューへ 本文へ
Go Top

文化

カトリック国際聖地の海美殉敎聖地 世界文化遺産に登録へ

Write: 2021-09-23 15:02:50Update: 2021-09-23 17:47:17

カトリック国際聖地の海美殉敎聖地 世界文化遺産に登録へ

Photo : YONHAP News

朝鮮時代後期のカトリック教徒に対する大規模な弾圧で多くの人が犠牲になった忠清南道(チュンチョンナムド)の海美(ヘミ)殉敎聖地をユネスコの世界文化遺産に登録しようという計画が進んでいます。
1866年から1871年にかけて、朝鮮ではカトリック教徒に対する厳しい弾圧で多くの信徒の虐殺が行われ、海美殉敎聖地一帯だけでも名前がわかっている殉教者だけで132人、最大で2000人あまりが犠牲になったとされます。
海美殉敎聖地は、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が2014年に訪問したことで世界的に有名になり、ことし3月には世界30か所の国際聖地に指定されました。
カトリックの歴史をもつ西洋の都市や有名な聖人とゆかりのある場所ではないアジアの殉教地が国際聖地に指定されるのは極めて異例です。
忠清南道と瑞山(ソサン)市は、海美殉敎聖地一帯を中心に西海岸地域に密集するカトリック関連の遺跡や殉教地をユネスコ世界文化遺産に登録するための計画を進めています。
また、新型コロナウイルスの影響で延期となった、海美殉敎聖地の国際聖地宣布式典を年内にも開催し、巡礼の道や遺跡の整備と復元を行う計画だということです。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >