ソウル牛乳協同組合は23日、来月1日から乳製品の価格を平均で5.4%値上げすると発表しました。
今回の値上げは3年ぶりで、物流や副材料の費用が高騰し続けたのに加え、先月、生乳の価格が引き上げられたことが背景にあります。
大手スーパーでおよそ2500ウォンで販売されていたソウル牛乳の1リットルパック商品は、来月1日をもって、およそ2700ウォンに値上がりする見通しです。
ソウル牛乳協同組合は「先月の生乳価格の引き上げで経営がより厳しくなった。景気の低迷を考慮し、値上げ幅を最小に抑えた」としています。
南陽乳業や毎日乳業などの乳業大手も値上げを検討していて今後牛乳値上げの広がりが予想されるなか、パンや菓子、コーヒー、アイスクリームなど、牛乳を材料とする食品価格の値上がりにもつながるとみられます。