中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの新たな感染者は27日までに、新たに2383人が確認されました。 
週明けの新たな感染者数としてはこれまででもっとも多くなっています。
地域別に見ますと、ソウル773人、京畿道（キョンギド）755人など、首都圏が全体の71%で、20％台前半で推移していた首都圏以外の感染者数は29％に上昇しました。
これは、人の移動が増えた旧盆の秋夕（チュソク）の連休の影響が表れたものとみられます。
保健当局は、来月も2度の連休があることから、これからの2週間、なるべく個人的な集まりは取り消すか、延期してほしいと呼びかけました。
新型コロナワクチンの接種率は、1回目の接種を済ませた人が総人口の74.2%、2回目の接種まで完了した人は総人口の45.3%となっています。
保健当局はワクチンの供給不足を受けて、接種間隔を6週間に延長していたファイザー製やモデルナ製のワクチンについて、接種間隔を3週間や4週間に縮め、接種完了者を増やす方針です。
また青少年や妊婦に対するワクチン接種の計画を27日、発表することにしています。