中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は18日までに新たに1050人が確認され、累計で34万3445人になりました。
新たな感染者1050人のうち、国内での感染は1030人で、残りの20人は海外からの入国者でした。
重症患者は3人減って345人、死者は8人増えて合わせて2668人になりました。
ワクチン接種を2回目まで終えた人の割合は人口の64.6%となり、今週末にも70%に達する見通しです。
一方、「段階的な日常の回復」いわゆる「ウィズコロナ」へのシフトを控え、感染防止対策「社会的距離の確保」が18日からさらに2週間延長されました。
首都圏は従来の第4段階、その他の地域は第3段階が維持されますが、ワクチン接種完了者を中心に防疫ルールが調整されます。
首都圏ではワクチン接種完了者4人を含めた8人まで、非首都圏では接種完了者6人を含めた10人まで集まることができます。
また、非首都圏では飲食店の営業時間が従来の夜10時から夜の0時へと拡大されました。
政府は、ワクチン接種が順調に進み、感染者数や重症患者、致死率などが安定的に推移すれば、早ければ11月1日にも「ウィズコロナ」体制に転換する計画です。