文在寅(ムン・ジェイン)大統領は15日、就任後、初めて韓国を訪問したアメリカ中央情報局、CIAのバーンズ局長と面談しました。
大統領府青瓦台の報道官によりますと、この面談で文大統領は、「韓米同盟は韓国の安全保障の根幹であり、両国の緊密な情報協力は強固な韓米同盟を支える力だ」と述べました。
文大統領とバーンズ局長は、韓米情報協力の強化だけでなく、韓半島情勢などについても幅広く意見交換をしたということです。
文大統領は、ことし3月に就任したバーンズ局長の就任を祝うとともに、アフガニスタンで韓国に協力した現地人を国内に移送する際、アメリカ政府が積極的に支援したことについて感謝の意を示しました。
一方、来週には、国家情報局(DNI)のヘインズ局長が5か月ぶりに来韓し、朴智元(パク・チウォン)国家情報院長などと面談する予定です。
アメリカ情報当局の高位当局者が相次いで韓国を訪問していることを受けて、一部では日常的な情報協力以外に両国が議論すべき具体的な懸案があるのではないかという観測も出ています。