全世界の大学で、韓国学の授業をとった学生は４万人を突破しました。
韓国国際交流財団は、事業を通じて過去10年間に、55か国220の大学で2070コースに上る韓国学（韓国語学を含む）の授業の開設を支援したと明らかにしました。
この事業は、国内の大学が海外の大学に韓国学関連の授業を開設して教育コンテンツを提供し、韓国国際交流財団はこれに必要な費用を支援するとともに、大陸や国ごとに地域に応じた授業を用意するものです。
事業をスタートした2011年は、11か国18の大学で開設された35コースの授業に739人が参加しましたが、去年は39か国112の大学で337コースの授業が開設され、9000人あまりが授講するなど、この10年間で急成長を遂げました。
ことしは49か国147の大学が参加し455コースの授業が運営されています。
韓国国際交流財団によりますと、社会科学分野の授業が77％と最も多く、韓国語と人文学がそれぞれ10％でした。
韓国国際交流財団の関係者は、「来年は150の大学で500個以上の授業を開設する計画だ。アンタクト時代に伸びたオンライン教育の需要に応え、多様な韓国学授業を運営していきたい」と明らかにしました。